TENORI-ON(テノリオン)の開発者のひとり、西堀 佑さんのインタビューを発見。
SoulSwitchクリエーターファイル「西堀 佑」http://www.soulswitch.jp/web/vol001/code016.phpこの中で西堀さんはテノリオンのコンセプトについて、「『作る』というのと、『聴く』ということの中間的なところを楽しむ、いわば『インタラクティヴに聴く』ことを楽しむもの」と表現し、続けて以下のように語っています。
そこが、おそらく今までの楽
器とは異なるコンセプトだと思います。今まで聴くということは、受動的でしかなく、CDを入れてスピーカーから出る音を聴いていたわけですけれど、
TENORI-ONでは、どのボタンをどのように押すかなど、自分が少し能動的に働きかけることで、音楽制作に関わることができ、それを聴いて楽しむとい
う、新しい楽しみがあります。おそらくそれは、能動的に聴くということなのだと思いますが、そこには、従来の楽器や音楽プレイヤーとは違った、新しいイン
タラクティヴな面白さがあります。
確かにいじっていてその感覚はありますね。YouTubeの動画などを見ていて、複数のTENORI-ONによりセッションが楽しそうに見えるのもそのせいかもしれません。それに、1台で音を出していると、個人の技量の問題もあるのだろうけど、表現が頭打ちになってしまう感覚になるときもある。そういう時は外から音が入ってきてくれるとまた広がりが出てきそうな気もする。
が、みんなで持ち寄って演奏するというのもそうそう実現できるわけではないのも事実。
さて、どうすれば・・・。
そこで提案なんですが、「能動的に聴く」ための音楽(?)みたいなのがあってもいいんじゃないかな、と。それは音楽としてはまだ未完成な感じで、曲というか、場面の展開だけが表現されていて、それにユーザーがそれぞれTENORI-ONで関わっていく、という。
これを実現するためにはSONGを読み込んでそれを再生しながら演奏できると一番いいのだけれども、今のTENORI-ONはそれができない。当面は別の方法で再生した音にのせていくしかないかも。